活用ガイド
LINEグループを自動翻訳する方法|無料のLINE通訳と多言語翻訳ボットの違い・選び方
LINEグループに外国語を話すメンバーがいると、小さなストレスが積み重なっていきます。返事がいつも遅れる、ニュアンスがうまく伝わらない、大事な連絡を見落とされてしまう。この記事では、LINEグループに自動翻訳を取り入れてこうした悩みを解消する方法をわかりやすくまとめました。
この記事でわかること
- LINEグループで翻訳する代表的な方法(無料〜有料)
- 無料の「LINE通訳」の使い方と、できること・できないこと
- グループ運用で見落としがちな「公式アカウントは同時に複数入れられない」という制約
- 多言語グループ向け翻訳ボット「KOTORI」の導入手順・料金プラン
まずは結論:どちらを選べばいい?
細かい比較の前に、ざっくり判断基準を示します。
無料の「LINE通訳」が向いているケース
- 英語・中国語・韓国語のうち1つだけあれば十分
- まずはお金をかけずに試してみたい
- 細かいニュアンスよりも「意味が通じればOK」
多言語翻訳ボット(例:KOTORI)が向いているケース
- グループ内で3つ以上の言語が飛び交っている
- 旅行仲間・留学生・外国人スタッフなど、会話の流れを止めたくない場面が多い
- 重要な連絡が多く、いちいちコピペやアプリの切り替えをしている余裕がない
LINEグループで翻訳する方法は大きく3つ
1) 翻訳アプリにコピペする(手動)
もっともシンプルですが、もっとも手間がかかる方法です。メッセージをコピーして翻訳アプリに貼り付け、結果をまたグループに戻すこの作業を毎回やっていると、返信が遅れてグループの温度感がどんどん下がってしまいます。
2) 無料の「LINE通訳」をグループに入れる(半自動)
LINEが公式に提供しているBOTを追加するだけで使える方法です。手軽に始められますが、対応言語や運用面にいくつか制限があります。
3) 翻訳ボットをグループに入れる(自動)
グループに送られたメッセージを、翻訳ボットがリアルタイムで翻訳して返してくれます。多言語が混在するグループや、運用のしやすさを求める場合に向いています。
方法1:無料の「LINE通訳」をグループで使う
「LINE通訳」は、LINEが提供している翻訳用のBOT(公式アカウント)です。導入は次の3ステップで完了します。
- 通訳BOTを友だち追加する
- 翻訳したいグループに招待する
- グループ内のメッセージを通訳BOTが自動で翻訳して返してくれる
LINE通訳の対応言語に注意
LINE通訳がカバーしているのは、主に英語・中国語(簡体字/繁体字)・韓国語です。この範囲で事足りるなら、まずは無料のLINE通訳から始めてみるのがいいでしょう。
ただし、ベトナム語やタガログ語、ポルトガル語などが必要なグループでは、LINE通訳だけでは対応できません。
意外な落とし穴:公式アカウントは同時に1つだけ
LINEの仕様として、グループチャット(複数人トーク)にはLINE公式アカウントを同時に複数入れることができません。すでにグループに何かの公式アカウントが参加している場合、翻訳BOTを追加できない(または既存アカウントとの入れ替えが必要になる)ことがあります。
翻訳のために公式アカウントの枠を使うかどうかは、グループのメンバーと事前にすり合わせておくのが安心です。
方法2:多言語翻訳ボット「KOTORI」を使う
KOTORIは、LINEグループに招待するだけで多言語の自動翻訳ができるボットです。アプリの切り替えもコピペも不要で、ふだんどおりLINEでやり取りするだけで翻訳が返ってきます。
導入手順(最短30秒)
- KOTORIを友だち追加する
- 翻訳したいLINEグループに招待する
- あとはいつもどおり会話するだけ(翻訳が自動で返ってくる)
KOTORIの特長
- 文脈を考慮した翻訳:前後のやり取りを踏まえて訳すので、会話の流れが不自然になりにくい
- 自動言語判定:日本語と英語が混在していても、送られたメッセージの言語を自動で判別して翻訳する
- グループ向けの設計:留学生との連絡、国際交流、旅行グループ、外国人スタッフとの業務連絡など、複数言語が行き交う場面を想定
KOTORIの料金プラン
KOTORIは利用規模に合わせてFree / Standard / Proの3つのプランから選べます。まずは無料で試して、必要に応じてアップグレードできる構成です。
| プラン | 月額 | 月間翻訳上限 | 最大登録言語数 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| Free | ¥0 | 50回 | 3言語 | まずはお試しに |
| Standard | ¥480 | 4,000回 | 3言語 | 日常的に使うグループ向け |
| Pro | ¥4,800 | 40,000回 | 5言語 | 優先サポート・暗号化保存・短期保存(7日)対応 |
- 年額プランなら17%お得(翻訳上限は毎月リセット)
- プランはLINEグループごとに適用されます
翻訳が"ちゃんと伝わる"グループ運用のコツ
自動翻訳を導入しても、メッセージの書き方ひとつで伝わりやすさは大きく変わります。ちょっとした工夫で翻訳精度が上がるので、ぜひ試してみてください。
- 1メッセージ1トピックにする:あれもこれもと詰め込むと、翻訳が崩れやすくなります
- 固有名詞には英語表記を添える:店名・地名・人名などは「渋谷(Shibuya)」のように書くと認識されやすくなります
- 重要な連絡は短く、箇条書きで:シンプルな文ほど正確に訳されます
- 予定変更は「変更点」と「締切」だけ明記する:余計な前置きは省いたほうが伝わります
- 迷ったら「Yes/Noで答えられる質問」にする:選択肢を絞るだけで誤解が大幅に減ります
よくある質問
Q. LINE通訳とKOTORIを同じグループに同時に入れられる?
同時に入れるのは難しいケースがほとんどです。LINEの仕様上、グループ(複数人トーク)に公式アカウントを同時に複数追加することができないため、翻訳用のアカウントは1つに絞る必要があります。
Q. メッセージの内容や個人情報はどう扱われる?
各サービスのプライバシーポリシーを必ず確認してください。KOTORIの場合、翻訳処理のためにメッセージと前後の会話履歴を外部のAIモデルに送信する旨が記載されています。Proプランでは、暗号化保存されたメッセージを原則7日を超えて保持しない運用です。
グループに導入する際は、参加メンバーに事前に説明して同意を得ておくと安心です。
まとめ
- 英語・中国語・韓国語だけで足りるなら、まずは無料の「LINE通訳」で始めてみましょう
- 3言語以上が飛び交う環境や、文脈を汲んだ自然な翻訳が必要な場面では、翻訳ボットの導入が有力です
- どちらを選ぶにしても、「公式アカウント枠は1グループにつき1つ」という制約を忘れずに運用しましょう
翻訳の手間が減るだけで、グループのやり取りはぐっとスムーズになります。まずは試してみるところから始めてみてください。
次のアクション
KOTORIを友だち追加して、お使いのグループに招待するだけで準備完了です。実際の会話で翻訳の感覚を確かめてみてください。